人生が変わる哲学の教室

人生が変わる哲学の教室の要約

著者
小川 仁志
ジャンル
ビジネス
出版社
株式会社KADOKAWA 中経出版ブランドカンパニー
出版日
2010-05-12

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ヘーゲルが理想を、プラトンが恋愛を、サルトルが自由を語ります。深夜午前三時、ある私立高校に、お忍びであの哲学者たちがやってくるという驚くべき設定で、哲学者からのメッセージを披露します。哲学の世界に触れてみたいけれど難しそう、と思っているあなたにぴったりの、「面白くてためになる」哲学入門書です。

哲学者(専門は公共哲学および政治哲学)、徳山工業高等専門学校准教授。1970年京都府生まれ、京都大学法学部卒業。伊藤忠商事入社。台湾の民主化運動に啓発され、同社を退社。その後、4年半のフリーター生活を経て名古屋市役所に入庁する。市役所に勤務しながら名古屋市立大学大学院博士後期課程修了、博士(人間文化)取得。2007年から現職につき、商店街で「哲学カフェ」を主宰。2011年には米プリンストン大学客員研究員も務めた。

  • はじめに
  • プロローグ
  • 1時間目 「生きることと死ぬこと」について ハイデガー先生の授業―「どうせ死ぬのになんで生きるの?」
  • 2時間目 「夢」について ヘーゲル先生の授業―「夢や理想を追いかけるのに疲れました」
  • 3時間目 「理想と欲望」について カント先生の授業―「性欲がヤバいくらいあるんだけど病気?」
  • 4時間目 「悩み」について メルロ=ポンティ先生の授業―「何に対してもやる気が起きない……悩みだらけ」
  • 5時間目 「自分と他人」について レヴィナス先生の授業―「自分って何だろう?他人の目が気になる……」
  • 6時間目 「仕事」について アーレント先生の授業―「好きな仕事がみつからないときはどうすればいいの?」
  • 7時間目 「正義」について ロールズ先生の授業―「法律が正しいって誰が決めたの?アメリカは正しいの?」
  • 8時間目 「恋愛」について プラトン先生の授業―「恋愛できない……どうしても結婚しないとダメ?」
  • 9時間目 「幸せ」について アラン先生の授業―「幸せな人を見ると腹が立つ!いつも僕だけ不幸なんですけど」
  • 10時間目 「権力」について フーコー先生の授業―「先生も警察もマスコミも、権力ってほんとムカつく!」
  • 11時間目 「経済と貧困」について マルクス先生の授業―「お金儲けは悪いこと?」
  • 12時間目 「自由」について サルトル先生の授業―「自由になりたいのに、自由にしろと言われると困る」
  • 13時間目 「人生」について ニーチェ先生の授業―「いったい人生って何なんだろう?」
  • 14時間目 「哲学」について 小川先生の授業 あとがきにかえて―「哲学にたどりつけばもう大丈夫なのか?」

人生が変わる哲学の教室1分間レビュー

本書は、有名な哲学者の考えを理解してみたい、悩みを解決して元気になりたい、こんがらがった思考を哲学の助けを借りてスッキリさせたい、そんなあなたのために書かれた本です。街も寝静まる夜中の午前三時、舞台となる私立久我伝(くがつて)高校の教室に、歴史上有名な哲学者たちがお忍びで現れます。悩める高校生、サラリーマン、主婦たちに、哲学の授業を始めるという設定で、本書は進んでいきます。哲学者たちが直接講義をしてくれるスタイルなので、あたかも直に学んでいるような感覚が味わえるでしょう。
各章で各回のテーマにふさわしい哲学者が、計13名登場します。生徒たちとのやり取りを通して、それぞれのテーマについてじっくり考えを深められるようになっています。また、一話完結型なので、興味のあるトピックから読み進めることができます。忙しいあなたでも気軽に手に取ることができるでしょう。
忙しい毎日を過ごしていると、立ち止まって、「人生とは?」「幸せとは?」「豊かさとは?」などということを、ゆっくり考えるチャンスもなくなりがちです。
何千年という時間をかけて培われた哲学者たちの英知に、あなたも耳を傾けてみませんか。人生を見つめなおしてみたいと思うあなたにぴったりの一冊です。

人生が変わる哲学の教室要点・ポイント

  • 深夜午前三時、ある私立高校に、お忍びで「あの」哲学者がやってくるというところから話が始まります。
  • 1章につき1つのテーマを扱い、それぞれのテーマにふさわしい哲学者が、計13名登場します。ハイデガーが「生きることと死ぬこと」に、アランは「幸せ」に、ニーチェが「人生」に哲学的なアプローチで迫ります。
  • 忙しい日常のなかでふと立ち止まり、人生を見つめ直すには最適な1冊です。

人生が変わる哲学の教室要約ダイジェスト

夢を追いかけるのに疲れました – ヘーゲル先生の授業

深夜の午前三時、私立久我伝高校の教室に集まったのは、同高校の生徒を始め、近所の主婦やサラリーマンでした。それぞれに深刻な悩みや問題を抱えています。哲学の教室が開催されるらしい、との噂を聞いてやってきたのです。皆、誰がどんな授業をするのだろうと、期待と不安の入りまじる思いで、先生の登場を待ちます。
さて、この日哲学の教室に現れたのは、ヘーゲルでした。ヘーゲルは1770年に生まれ、1831年に死去したドイツ人で、哲学の体系化を目論み、近代哲学を完成させたと称される偉大な哲学者です。教室にやってきたヘーゲルは、早速夢について語りだしました。

夢を捨てずに前に進む方法はあるのか

「さて、いつの時代も若者は夢を追いかけるものです。私もそうでした。もともと子供は無限の可能性を持っています。自分は何にだってなれると信じているのです。小学校、中学校の卒業論文にさえ、将来の夢は野球選手だとか、総理大臣だと書く子がいます。高校生くらいになると現実的になってきますが、なかにはそれでも夢を追い求め、その道を目指す人もいます。音楽...

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