今できることをやればいい

今できることをやればいいの要約

著者
酒井雄哉
ジャンル
ビジネス
出版社
PHP研究所
出版日
2012-09-13

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比叡山の千日回峯行を二度こなし「現代の生き仏」と言われた酒井雄哉氏が苦行を乗り越えてきた経験に基づき、現代の人々を等身大の言葉で励まします。読み進めると「悩みは自分のうちにある」。そんなことに気づく一冊です。

比叡山飯室谷不動堂長寿院住職。1926年、大阪府生まれ。太平洋戦争時、予科練へ志願し、特攻隊基地・鹿屋にて終戦。戦後、職を転々とするがうまくいかず、比叡山へ上がり、40歳で得度。約7年かけて4万キロを歩く荒行「千日回峯行」を80年、87年に2度満行。その後も国内外各地への巡礼を行っている

  • はじめに
  • 第一章 体を使って実践することが大事
  • 第二章 生まれてきたのは、なにか役割があるから
  • 第三章 みんな支えられて生きている
  • 第四章 悩みとの向き合い方
  • 第五章 ものの見方を広げる
  • 第六章 命は一番大事にしなければならないもの

今できることをやればいい1分間レビュー

酒井雄哉氏は天台宗大阿闍梨。1926(大正15)年大阪市生まれ、在学中、学業不振から、予科練へ志願し、鹿児島県の鹿屋飛行場で特攻隊員として終戦を迎えます。
戦後は様々な仕事を経験しますが、どれもうまくいきませんでした。33歳で結婚するも、妻を早々に自殺で亡くし、生きる気力を失います。現実社会で生きる自信を失って、39歳で比叡山に上がり40歳で得度。厳しい修行の中でも特に厳しいことで知られる千日回峯行に挑みます。1980(昭和55)年満行。さらに二度目の千日回峯行に入ります。こんな荒行を成し遂げたのは1000年を越える比叡山の歴史でも酒井氏を含めて3人だけです。
本初は想像を絶する難行苦行の果てに「生き仏」とまで言われた酒井雄哉氏が素朴な言葉で語りかける151話です。身近な問題を取り上げて、私たちが悩んでいることの多くは、ほんの少しのこだわりを取り除くだけで、全く違って見えてくることを教えてくれます。お坊さんらしい含蓄深い話がユーモラスに語られるのが面白く、小さなことにも悩みがちな方にとっては救いとなる一冊でしょう。

今できることをやればいい要点・ポイント

  • 千日回峰行を二度も成し遂げた大阿闍梨・酒井雄哉氏が、自身が経験してきた様々なエピソードを語りながら、より良い人生の過ごし方を指南する一冊。
  • 人生は「実践」してこそ前に進むもの。一つ行動することは、十考えることよりも大切。特に情報過多の現代は、知識を集めることに固執してしまわないように気を付け、地道にコツコツと行動することが大切。
  • 悩んでしまったとき、何を行動してよいかわからなくなってしまった時は、生きる目的に立ち返る。生きる目的は、人生を使って成すべき自分の役割に答えがある。
  • 悩みごとの多くは自分の中にあり、自分で悩みを大きくしていることがある。物事は視点を変えると別の解釈ができる。

今できることをやればいい要約ダイジェスト

体を使って実践することの大切さ

ひとつ行動することは、十考えることよりも大切だと考えさせられる一節があります。酒井氏は、情報があふれる現代社会はすぐに分かり易い答えを求めがちだと指摘し、知識は集めるばかりでなく実践してこそのものだと説いています。どんなことでも頭に思うだけでは形になりませんが、地道に続けていれば確実に物事は進んでいきます。たとえそれが苦しいことだとしても、自分のやるべきことをコツコツとこなしていけば、集中力が増し、迷いも消えて、いつの間にか充実してきます。自分の選んだ道を信じて、迷いのない懸命な毎日を続けていれば、どんなに苦しい中でも光は見えてくるのです。7年間をかけて通算1000日の荒行をこなす、千日回峯行を二度も成し遂げた酒井氏の言葉だけに重みがあります。私たちの生活についても、それは同じではないでしょうか。あきらめたいこと、投げ出したいことも、地道にコツコツ頑張っていれば、いずれ何らかの成果は生まれるのです。

人は皆、役割を持って生まれてきた

昔と比べて、生き方を自由に選べるようになった現代社会は、選択肢が増えたことでどう生きればいいか迷...

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