フリー~<無料>からお金を生みだす新戦略 上 ―無料とは何か―

フリー~<無料>からお金を生みだす新戦略 上 ―無料とは何か―の要約

著者
クリス・アンダーソン/著、小林弘人/監修・解説、高橋則明/訳
ジャンル
ビジネス
出版社
NHK出版
出版日
2009-11-21

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顧客から直接、料金を受け取らないにもかかわらず、大金を稼いでいる人々がいます。現在、急速に展開中の21世紀型の無料経済について米雑誌「ワイアード」元編集長のクリス・アンダーソン氏が解説します。

クリス・アンダーソン
『ワイアード』誌編集長。「ロングテール」という言葉を2004年に同誌上ではじめて世に知らしめ、2006年に刊行した同名の著書『ロングテール―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略』(早川書房)は世界的ベストセラーとなる。ジョージ・ワシントン大学で物理学の学位を取得、量子力学と科学ジャーナリズムをカリフォルニア大学バークレー校で学ぶ。ロス・アラモス研究所の調査員を務めたあと、世界的科学雑誌である『ネイチャー』誌と『サイエンス』誌に6年間勤務

  • プロローグ
  • 第1章 フリーの誕生
  • 第2章 「フリー」入門
  • 第3章 フリーの歴史
  • 第4章 フリーの心理学

フリー~<無料>からお金を生みだす新戦略 上 ―無料とは何か―1分間レビュー

「ただより高いものはない」ということわざがあります。無料で何かをもらうと、「詐欺なんじゃないか」「どうせなんらかの形でお金を払わされるんだ」と警戒する方も多いのではないでしょうか。昔からある「送料無料」や「おまけつき」という商品は、価格に送料やおまけのコストが含まれているものです。
しかし昨今、ネットの世界には、Gメールやツイッター、ウィキペディア、オンラインゲームなど、無料で使えるサービスが溢れています。提供している企業は料金をユーザーから直接お金を受け取らないにもかかわらず、お金儲けができています。矛盾しているように見えるかもしれませんが、じつは無料のもののまわりにひとつの経済が出現しているのです。
本書では、フリーすなわち無料から収益が生まれる現象が、どのようにして起こり、どこへ行こうとしているのか、さまざまな事例を挙げて探究しています。
著者のクリス・アンダーソン氏は雑誌「ワイアード」の元編集長であり、ネットビジネスの世界では「ロングテール理論」の提唱者としても有名な人物です。「あなたがどの業界にいようとも、無料との競争が待っている」と著者は語ります。フリーと敵対するのではなく味方につけるためには、どのように考えれば良いのでしょうか。本書を紐解きながら見ていきましょう。

フリー~<無料>からお金を生みだす新戦略 上 ―無料とは何か―要点・ポイント

  • ユーザーから直接、料金を徴収せずに利益を生み出すフリー経済がどのようなものなのかを理解できる1冊です
  • 昨今なぜ、本書で紹介されている「フリー」なサービスが可能になったのか、本書では技術的あるいは時代的背景をひもときながら解説しています
  • 米雑誌「ワイアード」元編集長のクリス・アンダーソン氏ならではの分析により、フリー経済の「現在」が分かるだけでなく「未来」さえも見えてきます

フリー~<無料>からお金を生みだす新戦略 上 ―無料とは何か―要約ダイジェスト

無料とは何か

すべてのフリーは結局のところ、無料の部分を他の収益でカバーすることで成り立っています。経済学では「内部相互補助」と呼ばれます。著者は本書のなかで、日常生活に見られるフリーを4種類に分類しています。
ひとつめは、「直接的内部相互補助」です。無料の商品で客を呼びこみ、有料商品で回収する古典的な手法です。携帯電話の端末代を無料にして月々の使用料をとるなどがわかりやすい例です。
2つめは「三者間市場」。メディアが制作物をただで消費者に提供し、広告主が費用を負担する場合がこれにあたります。広告の費用は商品の代金に上乗せされ、消費者が払うことになります。
3つめが「フリーミアム」。ウェブ上の一般的なモデルです。無料と有料のバージョンがあります。たとえばスカイプは、パソコン同士なら無料で通話ができますが、携帯電話へかける場合は有料になります。
以上の3つは他の商品やサービスによる収益ですが、4つめの「非貨幣市場」については、対価が金銭ではなく「評判」や「注目」という形をとります。編集に参加しても報酬のないウィキペディアに1200万項目が掲載されているのは、金銭以外にも...

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