経営戦略全史

経営戦略全史の要約

著者
三谷宏治
ジャンル
ビジネス
出版社
ディスカヴァー・トゥエンティワン
出版日
2013-04-27

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20世紀初頭から現在に至る経営戦略100年の発展史を俯瞰できる1冊。50人の巨人たちが生みだした経営戦略論を分かりやすくガイドします。

K.I.T.虎ノ門大学院教授。早稲田大学ビジネススクール・グロービス経営大学院客員教授。1964年大阪生まれ。福井育ち。東京大学理学部物理学科卒業。INSEAD MBA修了。ボストンコンサルティンググループ勤務ののち、アクセンチュア勤務。03~06年にはアクセンチュア戦略グループの統括を務める。現在、社会人教育の他、大学・高校・中学・小学校での子ども・保護者・教員向け教育を中心に活動中。永平寺ふるさと大使、放課後NPOアフタースクール、NPO法人3keys理事

  • はじめに
  • 第1章 近代マネジメントの3つの源流
  • 第2章 近代マネジメントの創世
  • 第3章 ポジショニング派の大発展
  • 第4章 ケイパビリティ派の群雄割拠
  • 第5章 ポジショニングとケイパビリティの統合と整合
  • 第6章 21世紀の経営環境と戦略諸論
  • 第7章 最後の答え「アダプティブ戦略」
  • 補章 全体俯瞰のためのB3Cフレームワーク
  • おわりに

経営戦略全史1分間レビュー

本書はストーリー形式で書かれた経営戦略の入門書です。20世紀初頭から現代に通じる90の経営戦略を取上げ、成り立ちや理論をポイントを絞って解説します。本書には、経営戦略の発展に一役買った巨人たちの写真や書籍、論文、図解したキーコンセプトなどが散りばめられ、当時の社会状況や世相をからめた形で紹介されています。本書のところどころに挟みこまれている仮想対談「巨人たちの午後」も遊び心に溢れた内容で、一読の価値があります。経済学や経営論の勉強中の人でも理解しやすいように平易な文体で書かれており、1冊で経営戦略という概念のルーツや全体像がつかめます。まさに経営戦略のバイブルといっていいでしょう。
『経営戦略全史』 オーディオブックはこちら
  http://www.febe.jp/product/159868?ref=fbd

経営戦略全史要点・ポイント

  • 産業革命は世界の工業を加速させたが、生産性も賃金もあがらない矛盾が生じていた。
  • フレデリック・テイラーは生産性と賃金の向上をめざす「科学的管理法」を提唱し、近代産業の基礎を固めた。
  • エルトン・メイヨーは、生産性は人間関係で決まるとして、産業社会学の土台を作った。
  • アンリ・フェイヨルは、経営者が規則を守って企業を統治し、管理プロセスを誠実に実行すれば生産性は上がると訴えた。
  • テイラー、メイヨー、フェイヨルは、生産性や労働意欲を上げることに情熱を注ぎ、近代マネジメントの礎を築いていった。
  • 本書は、18世紀の経営戦略の解説から始まり、1990年代から2010年代に出現したTwitter、Facebookといった企業の経営戦略にも言及。
  • 100年積み上げられてきた、当時のビジネス問題の解決策と、経営戦略論を一挙にまとめている。
  • 経営戦略を学ぶ入門書としても、仕上げの一冊としても適しているといえるだろう。

経営戦略全史要約ダイジェスト

近代マネジメントの礎を築いた3人の功労者

18世紀半ば~19世紀にわたってイギリスで起きた産業革命は、世界の工業化を加速させました。しかし、生産性も労働者の賃金も一向に上がりません。工業化社会の矛盾を解決したいと立ち上がったのがフレデリック・テイラーです。テイラーは、さまざまな実験や研究に打ち込み、生産性と賃金の向上をめざす「科学的管理法」を発案し、近代産業の基礎を固めます。

テイラーの「科学的管理法」を学んだヘンリー・フォードは、標準化と分業化と流れ作業による効率的な大量生産システムを完成します。ベルトコンベアが量産した史上初の大衆車、T型フォードが社会に普及しました。

20世紀初頭にも、テイラーの「科学的管理法」を実践した研究者がいます。人間の行動を科学的に観察・分析し、社会的存在としての人間にスポットを当てたエルトン・メイヨーです。生産性は人間関係で決まるとするメイヨーの「人間関係論」の主張は、産業社会学の土台となります。さらに、メイヨーの志は企業活動の統治プロセスを作ったアンリ・フェイヨルへと受け継がれます。フェイヨルは、経営者が規則を守って企業を統治し、...

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