コンサルタントの「質問力」

コンサルタントの「質問力」の要約

著者
野口吉昭
ジャンル
ビジネス
出版社
PHP研究所
出版日
2008-03-19

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「質問力とは何か」。プロのコンサルタントである株式会社HRインスティチュート代表の野口吉昭氏が、自身の体験を交えながら、具体的な例を示して、分かりやすく解説しています。コンサルタントだけでなく、一般のビジネスマンとっても大いに参考になる一作です。

横浜国立大学工学部大学院工学研究科修了。現在、株式会社HRインスティテュート(HRInstitute)の代表。中京大学総合政策学部・経済学部講師。NPO法人「師範塾」副理事長

  • はじめに
  • 第1章 その道のプロは、「質問力」が命
  • 第2章 「仮説力」がなければ話は始まらない
  • 第3章 「本質力」こそ、こだわりの質問を生むエッセンス
  • 第4章 「シナリオ力」で、質問の目的を達成する

コンサルタントの「質問力」1分間レビュー

私たちは日ごろ、会社内では上司や同僚、学校や病院では先生やお医者さんに、さまざま質問を発しています。しかし「質問力」という言葉を前にすると、少し構えてしまう方も少なくないはずです。
「質問力」と聞いて、あなたはどのようなことを思い浮かべますか?

本書のタイトルである「コンサルタントの『質問力』」は一見、専門家の質問の方法を述べた本という印象を与えかねません。しかし、いざ読み進めていくと、筆者がこのタイトルに込めた真意のようなものが徐々に見えてきます。著者の野口氏は、プロのコンサルタントとして、多くの企業の、さまざま人達にインタビューしてきた人物。インタビューによって、相手が最も頭を悩ませているのはどのような問題なのかを引き出し、さらには的確な動機付けをおこなうことによって、相手を具体的な行動に向かわせてきました。

以上を踏まえると、質問力とは、「相手から本質を引き出し、相手が気付いていない問題にも意識を向けさせ、行動を促す力である」ということがわかってきます。その意味で質問力は、会社におけるビジネスシーンではもちろんのこと、地域や団体、家庭など、さまざま場面で求められる大切な能力ともいえます。では、どうすれば質問力を磨けるのでしょうか?

コンサルタントの「質問力」要点・ポイント

  • 「質問力」という、ともすると漠然となりがちなテーマについて、数多くの現場経験を持つ経営コンサルタントがていねいに解説した1冊です
  • 著者は質問力を、仮説力、本質を引き出す力、シナリオ力の3つに要素分解し、それぞれについて、どのような力なのか、またこれらの力を高めることで話し手にどのような影響を与えるのかについて述べています
  • 「コミュニケーション能力」の重要な要素のひとつといえる「聞く力」の大切さにあらためて気づかせてもらえる1冊です

コンサルタントの「質問力」要約ダイジェスト

今、なぜ質問力が重要なのか

今、なぜ質問力が重要なのでしょうか?本書では、この問いへの答えが、さまざまな角度から示されます。まず、質問力の大切さを述べたうえで、質問力の前提として「仮説力」が重要であるということが述べられています。さらには、質問力の重要ポイントである「本質を引き出す力」についても解説されています。そして本書のまとめとして、質問の目的を達成するためには、相手の共感、感動を得ることによって、相手の行動を促す「シナリオ力」が必要であるといった点にも言及されています。
第1章の「その道のプロは、『質問力が命』」。この章では、著者が最も訴えたい「今、なぜ質問力が重要なのか」に対する答えを明確に示しています。それは、ズバリ、質問力の有無が、仕事の成果に直結するからです。著者も指摘しているように、質問力が必要となるのは、コンサルタントに限ったことではありません。世の中のほとんどの職業で質問力を要求されます。
営業マンは、ヒアリングによって、顧客の抱えている課題やニーズを把握しておかないと、適切な商品提案ができません。医者は問診で患者の訴えや要望をきちんと聞いておかないと...

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