あなたの大切な人が「うつ」になったら

あなたの大切な人が「うつ」になったらの要約

著者
小野一之
ジャンル
ビジネス
出版社
すばる舎リンケージ
出版日
2007-02-19

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軽症うつに罹患した筆者が、大切な人がうつ病になった時に周りはどのように対応するべきなのかについて論じた本です。軽症うつになった患者本人の体験を赤裸々に語ってあり、臨場感をもって読者の身に迫ってきます。

1953年、愛媛県生まれ。早稲田大学卒業後、出版社に入社。主に実用書の企画・編集に携わる。現在は独立して出版企画プロデューサー、エディター、ライターとして幅広く活躍中。

  • プロローグ つらいのは、あなたのほうかもしれない
  • 第1章 「大切な人」は、本当にうつなのか?
  • 第2章 夫、妻、恋人が「うつ」になったら
  • 第3章 親や息子・娘が「うつ」になったら
  • 第4章 部下・同僚が「うつ」になったら
  • 第5章 一緒に「うつ」を治していこう

あなたの大切な人が「うつ」になったら1分間レビュー

著者の小野一之氏がはじめて「うつ」になったのは40歳を過ぎたばかりの頃でした。小野氏は早稲田大学を卒業後、出版社の編集部に就職します。30代の頃から慢性的な十二指腸潰瘍を患い、不眠症や原因不明のめまいに悩まされていました。40歳のときには、編集部長になり部下が10人ほどいました。
小野氏は上司から「いつまでも現場にいないで、管理職に徹してくれ」と言われます。上司からは「管理能力がない」と言われ、部下からは「もっと自由にさせてください」と言われ、編集部としては「売れる本を継続してつくり続ける」というノルマが課せられていました。徹夜や残業も日常茶飯事でした。
ある日、小野氏は、出社したくないと思います。会社へ行くのがつらくなり、体が重く、抑うつ感でわけもなく不安になりました。小野氏は不眠症になり精神科のクリニックの扉を叩きます。それほど重症でもなく、何とか日常生活が送れる程度のうつ、つまり「軽症うつ」になったのです。
本書は、小野氏の体験から生まれました。「大切な人」がうつになったらどうすればいいのか、うつに関する新知識やうつの人とのコミュニケーション技術などが具体的にわかりやすく紹介されています。

あなたの大切な人が「うつ」になったら要点・ポイント

  • うつとはどういう病気なのかが理解できます。うつの人とはコミュニケーションが取りにくく付き合いづらいと思っていた人でも、考え方がちょっぴり変わるかもしれません。
  • 夫婦や恋人などのカップルのどちらかがうつ病になったとき、どう対処すればいいのかが具体的に紹介されています。
  • 親や子どもなど、家族の誰かがうつ病になったとき、どう対処すればいいのかが具体的に紹介されています。
  • 部下や同僚など、職場の仲間がうつ病になったとき、どう接すればいいのかを教えてくれます。
  • 著者が体験して有効だった、うつの治し方をわかりやすく紹介しています。

あなたの大切な人が「うつ」になったら要約ダイジェスト

うつ病は重症になってからでは遅い

うつは治療の仕方を間違えると「自殺」する、という死に至る病です。決して軽々しく扱ってはいけないと著者は言います。うつは、誰でもかかる病気であり、治りにくい病気でもあるのです。かといって、焦って治そうとすると逆に悪化させてしまうこともあります。だから、うつは、焦らずゆっくりと治せばいいのだと著者は強調します。
最近、軽症うつが増加しています。軽症うつのかなりの部分を適応障害の人が占めています。うまく環境に適応できない人が増えているのです。適応障害は正確にはうつ病ではありませんが、放っておくと悪化してうつ病になる可能性が高いのです。適応障害を本書では「自分が思っていたようにならないことによる、ストレス性の気分障害」だと表現しています。
自分が軽症うつかどうかを判断する「基準表」が本書にありますので、気になる人はぜひチェックしてみてください。うつ治療でもっとも大事なことは早期発見、早期治療です。重症になると治りにくくなってしまいます。

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