日本でいちばん大切にしたい会社2

日本でいちばん大切にしたい会社2の要約

著者
坂本光司
ジャンル
ビジネス
出版社
あさ出版
出版日
2010-01-21

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著者は、中小企業研究および支援をおこなっている坂本光司氏です。プロローグでは、前著『日本でいちばん大切にしたい会社』への反響や、経営者が持つべき価値観について、本編では坂本氏が大切にしたいと考える8社それぞれの魅力について、述べられています。

福井県立大学教授・静岡文化芸術大学教授等を経て2008年4月より法政大学大学院政策創造研究科(地域づくり大学院)教授及び法政大学大学院イノベーションマネジメント研究科(MBA)客員教授。他に、国、県、市町や商工会議所等団体の審議会や委員会の委員を多数兼務。専門は中小企業経営論・地域経済論・産業論。

はじめに
プロローグ
大切にしたい会社1 株式会社富士メガネ(北海道)
大切にしたい会社2 医療法人鉄蕉会亀田総合病院(千葉県)
大切にしたい会社3 株式会社埼玉種畜牧場「サイボクハム」(埼玉県)
株式会社アールエフ(長野県)
大切にしたい会社5 株式会社樹研工業(愛知県)
大切にしたい会社6 未来工業株式会社(岐阜県)
大切にしたい会社7 ネッツトヨタ株式会社(高知県)
大切にしたい会社8 株式会社沖縄教育出版(沖縄県)
エピローグ
おわりに

日本でいちばん大切にしたい会社21分間レビュー

坂本氏は中小企業経営論の研究者であり、大学で教鞭を執る傍ら、週に数回は実際に企業を訪問調査しています。訪問した企業の数は6300社をこえます。
坂本氏が訪問する企業の最大の特徴は、長期間にわたって好業績を持続していることで、このことは真に社会のためになる経営に取り組んでいることの証ともいえます。
プロローグでは、前著と同様、経営者が使命と責任を負う「五人」について説明がなされています。そして、前著への反響の大きさや読者からの手紙の内容も明かされ、前著が多くの人に感動や感銘を与えたことが推察できます。
本編では、難民にメガネを寄付する活動を行っている「富士メガネ」など8社が紹介されています。紹介されている企業が持っている思いや経営理念は、一見バラバラなように見えます。しかし、よく目をこらせば、どの企業の根底にも坂本氏が前著から提唱している「企業がいちばんに大切にすべきこと」が貫かれていることがわかってきます。

日本でいちばん大切にしたい会社2要点・ポイント

  • 本書の著者は、数多くの中小企業研究および支援をおこなってきた人物。自らのフィールドワークにもとづき、「経営者が大切にすべき利害関係者は誰なのか」という視点から、すぐれた中小企業を選び出し紹介している作品の続編です
  • 昨今、「お客様第一」を善しとする企業が一般的です。しかし、著者は「経営者がまず大切にすべきは社員」という考え方によって、強烈なアンチテーゼを投げかけています
  • あるモットーから「特許をほとんどとらない」医療機器メーカー・アールエフなど、著者ならではの視点から選びぬいた、ユニークな経営をおこなう企業が8社、紹介されています

日本でいちばん大切にしたい会社2要約ダイジェスト

企業が大切にするべき「5人」

坂本氏は、企業経営者こそ、「本当の企業経営とは『5人』に対する使命と責任を果たすための活動であり、その使命と責任とは、幸福の追求、幸福の実現である」という価値観をもつべきだと主張します。そして、この「5人」とは、第一に社員とその家族、第二に下請け・協力会社の社員とその家族、第三に現在顧客と未来顧客、第四に地域住民、第五に株主や出資者、関係機関だと述べてもいます。
さらに坂本氏は、社員が自分の勤める会社に満足しないことには、お客様にいいサービスを提供できないと考え、第一に社員とその家族を大切にすべきだとも述べています。この主張には、株主の幸福はあえて追求するものではなく、ほかの「4人」の幸福が実現できれば自ずとついてくるものであるという考え方が反映されています。
しかし、この優先順位を守れず、社員最優先で経営できていない企業が多いのも事実です。著者いわく、そのような企業の経営者は、業績の悪さを景気や企業規模、立地などの社外要因のせいだとする「5つの言い訳」をしてしまう傾向があります。
一方で、これから紹介される、坂本氏が大切にしたいと考える8...

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