跳びはねる思考

跳びはねる思考の要約

著者
東田直樹
ジャンル
ビジネス
出版社
イースト・プレス
出版日
2014-09-05

オーディオブックを見る

NHKのドキュメンタリーでも注目された重度自閉症者の東田直樹さんが、人生や世の中について普段感じていること、考えていることを表現したエッセイ集です。会話によるコミュニケーションがとれない障害を抱えながらも、文字による伝達方法を習得した著者が、なかなか知ることのできない自閉症者の世界を伝えます。

1992年8月生まれ。会話のできない重度の自閉症者でありながら、文字盤を指差しながら言葉を発していく「文字盤ポインティング」やパソコンを利用して、援助なしでのコミュニケーションが可能。第4回、第5回「グリム童話賞」中学生以下の部大賞受賞をはじめ、受賞歴多数。2011年3月にアットマーク国際高等学校(通信制)卒業。13歳のときに執筆した書籍『自閉症の僕が跳びはねる理由』(エスコアール)において、理解されにくかった自閉症者の内面を平易な言葉で伝え、注目を浴びる。

  • はじめに
  • 第1章 僕と自閉症
  • 第2章 感覚と世界
  • 第3章 他者とともに
  • 第4章 考える歓び
  • 第5章 今を生きる

跳びはねる思考1分間レビュー

自閉症は、他人とのコミュニケーションや社会との関わりがうまくとれない障害で、日本国内だけでも何十万人もの人が当てはまります。著者の東田直樹さんは、重度の自閉症で、会話によるコミュニケーションをはかることができません。けれども幼い頃、母親のアイデアから筆談で意思疎通を図れるようになり、現在では文字盤やパソコンによるコミュニケーション方法を使って自分の思いを人に伝えられるようになりました。これまで理解されにくかった自閉症の人たちの行動について、なぜ突飛な行動をとるのかといった理由や、彼らの内面を言語化したのは、著者がおそらくはじめてだと言われています。東田さんが13歳のときに書いた書籍は、英訳され20カ国以上の国で出版されるようにまでなっています。
人間社会は、さまざまなタイプの人の集合から成り立っています。しかし日頃自分と異なるタイプの人と触れ合う機会が少ないと、どうしても自分とは違う相手を見た目などのステレオタイプから判断してしまい、一人の個人として理解することが難しくなりがちです。一つの個性とも表現できる自閉症である著者が、普段感じている心の内面を言語化した本書を通して、私たちの常識に捕われない沢山のことが見えてきます。そして、本書を読み終える頃には優しい気持ちとなり、生きることの素晴らしさをかみしめたくなるでしょう。

跳びはねる思考要点・ポイント

  • 重度の自閉症で、会話によるコミュニケーションは困難ですが、「書く」ことを通して気持ちを表現できる東田直樹さんが「考えていること」をテーマにエッセイを出版しました。
  • 東田さんは、ブログを買いたり、雑誌に定期的にエッセイを記載したりして文章を発信し続ける他、絵本も沢山執筆しています。
  • これまで理解されることのなかった自閉症の人たちの内面を表現した貴重な一冊であると同時に、世の中の多様性や、人間が本来持っていたはずの根源的な力強さを感じることのできるエッセイ集となっています。

この本の要約ダイジェストをリクエストする

FeBe のオーディオブックを紹介

跳びはねる思考

跳びはねる思考

¥ 1,404

オーディオブックを聴く

オーディオブックなら、音楽を聴くようにいつでもどこでも読書が楽しめます。新しい本の楽しみ方を FeBe ではじめてみませんか?

上に戻る